発見された「化石」の正体は

かつて地球に生存していた生物は、様々な進化を遂げて子孫を残してきた。海から陸に上がるなど、より多くのエサと広い活動範囲を求め体を作りかえてきた。
この進化の過程と、現代に残る種を繋ぐヒントはかつての種の姿を残した化石だ。偶然が重なって、大きさや生態、DNAなどを残してくれる。
沖縄県名護市世冨慶で春に、魚の化石が見つかった。斜面から発見されたことを不思議に思った発見者が地元の博物館に持っていき、専門科に鑑定してもらうと、絶滅したブランネリオン属の可能性があるとされたそうだ。しかし、調査が進むうち、化石は本物だがブラジルの土産品だったことがわかったという。
これには発見者もがっかりしただろう。このことを受けて、化石は作られた場所から発見されて初めて意味を成すと感じた。地層の関係で、絶命した位置で化石になるとは限らないが、せっかくきれいな状態で発掘され土産品になるほどの品だったのだから安易に捨てるような真似はしないでほしい。