受験票に正解の漢字記載

熊本大学が行った一般入試前期日程の国語科目で、漢字を書く問題が出た。ところが正解の漢字が受験票に載っていたのだという。
問題は「タンマツ」を漢字で書くというもの。受験票には試験の注意事項が書かれており、ここに「端末」が漢字で記載されていた。
大学によれば、試験中は受験票を机の上に置かせていて、文学部、法学部、医学部保健学科看護学専攻の全員と教育学部の一部の計1118人が試験を受けていたという。教育学部は選択科目として国語を受けているので、この設問を除いて採点、それ以外は全員を正解扱いにするそうだ。
以前、山口大学の入試の国語科目で「ケイタイ電話」を漢字で書く問題が出題されたが、受験票の注意事項に「携帯電話」の表記があったことが、採点者によって発覚している。
熊本大学では、問題を作った担当者が山口大の出題ミスを知り、担当部署に問い合わせてミスが判明したという。
同大は「受験生をはじめ関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをおわびし、再発防止に万全を期したい」と謝罪した。
また、山口大は受験生全員を正解扱いにしたが、熊本大では合否への影響は現時点で不明とのことだった。
受験生からは指摘がなかったというので、気が付いた者がいるのかはわからない。受験生からすればサービス問題だっただろう。