「転々」に見る東京

藤田宜永の小説を原作とし、2007年に公開された映画、転々。

小説とはだいぶ趣が変わっており、私は映画版の方が好きだ。

主題は変わりゆく切なさ、といったところだろうか。

思い出の場所がどんどん、駐車場に変わっていく等、良い時も悪い時も全ては流れ、形を変えていく。

ストーリーとは全く関係ないところで、淡々と東京の街を描く描写が面白い。
途中で出てくる謎のエレキ・ギター弾き。オダリリジョー扮する主人公が、何気なく彼についていく無計画さ等、現実感がなくて良いと思う。

http://www.disneyphenom.com/